日々の人狼についての記録

日々の人狼について記録してます。プレイ自体はへっぽこです。

アルティメット人狼チャンネル戦国iXAコラボ回の感想

今回はスクウェア・エニックスの作品戦国ixaとのコラボレーション。参戦者が戦国時代のコスプレをして参加するというもの。

自分はアルティメット人狼チャンネルに加入していないので三戦目までしか見ることができなかった(1,2戦は無料、3戦目はニコニコプレミアム会員限定放送)。

 

一戦目、自分なりに面白かった点が二つあった。

一つ目は山口恵梨子女流棋士のプレー。山口さんは最近人狼番組でよく見かける。今回は狂人の役職を引いたのだが、いざゲームスタートして議論が進み占い師のCOの段階になって三人目の占い師としてCOしたのだ。そして真占い師をお告げ先の人間と話す。ちなみに当然ながら山口さんからは真の占い師が誰だかわからず、自分が本物の占い師として振舞わなければいけないためお告げ先の占い師を狂人だと主張する。そしてもう一人の占い師を人狼だと主張する。つまり狂人が人狼を攻撃しなければいけない状況におちいってしまったのだ。

このプレーって一見すると狂人としては間違った動きのように見える。まず三人目でCOすること自体、役職のローラーを促すことになり占い師を騙った人狼を追い詰める行動になってしまうのだ。そしてお告げ先の提示。これも本物占い師を人間と言ってしまい、狂人の身でありながら残った占い師、つまり占い師を騙った人狼を攻撃しなくてはならなくなってしまった。

しかし実際のゲームはというと、この狂人の行動が狂人ならありえないという議論になり展開されていく。そして極めつけは初日の夜に狼にかみ殺されてしまうのだ。するとこの狂人の占い師が二日目の議論の中で本物の占い師だったのではという話になっていき、生き残った本物の占い師の信用度が落ちていく。さらに本物の占い師(村人からは偽者と思われている)が最初に提示したお告げ先の人間が狼だったのではということになり、周りの人間たちから疑いの目を向けられることになる。

つまり、三人目の占い師でCO、お告げ先で占い師を人間と提示、初日の夜狼に噛まれる。この一連の流れから山口さんが本物の占い師で、実は本物の占い師である高瀬さんが全く信用されないという事態を生んだのだ(ただし真霊媒師の大浜さんはなんとなく高瀬さんにも本物もあるのではと可能性を追っていた)。そういった意味でも一見間違った狂人のプレーに見えて実はとても効果的なプレーだったのではと後から思うようになった。

そして二つ目の面白かった点は人狼TLPTのムサシさんの悪目立ち。

初日の議論で占い師が三人COし、その後大浜さんが霊媒師でCOした。そして初日に山口さん(占い師騙りの狂人)が噛まれ、次の日にぬのこさんが霊媒師でCOする。この二日目にCOしたぬのこさんは狼で霊媒師を騙ったわけなのだが、全く信頼されない。なぜ二日目にCOしたのか、また初日の投票のとき大浜さんが処刑者の決定権を握ることに違和感がなかったのかなど、真の霊媒師であるなら疑問に感じる動きが多く見られたからだ。

しかし議論が進むと何人かぬのこさんが真の霊媒師ではと話す人がちらほら出てくる。そしてぬのこさん真霊媒師を強く訴える人物がTLPTのムサシさんだった。この一戦目、大浜さんの真霊媒師の動きがとてもすばらしくてほとんど村人側のワンサイドゲームになりかかっていた。しかしこのムサシさんの頑で強弁な議論展開が徐々に狼側を助けていき村が徐々に混乱していく。

今回の人狼は三人いて、そして役職者が5人現れている。つまり潜伏している狼はのこり一匹になるわけなのだが、この残り一人がいったい誰なのかということになる。おそらく残り一人の狼としては内心ヒヤヒヤなはずで、そして最後の最後まで生き残っていなければ狼側は勝利にならない。

明らかに村の中で偽者の霊媒師であろうぬのこさんを本物の霊媒師だと主張するムサシさんは何者なのか。当然村人からのヘイトを多く受け、狼なのではと疑われる。

さてこのムサシの正体は何者なのか。

すると議論のなかでだったか、流れてきたコメントだったか忘れたが、こんな言葉があった。

"最後の人狼がこんな目立つ行動をするだろうか?"

僕自身人狼が上手ではないのだがこの言葉で唸ってしまった。なるほど。

確かに三人目の人狼が目立った行動して村人から反感をかって処刑されてしまえば狼側は負けてしまう。そう考えるとこのムサシさんは村人なのではないか。村人でただ単に間違った推理をしているだけなのではないか。村人が間違った推理をすることなんて別に不思議ではない、よくあることだ・・・。

一戦目はこの山口さん、ムサシさん、そして大浜さんの三人の動きがゲームをとても面白くさせたのだと思った。

 

二戦目の面白かったポイントは霊媒師の真贋、そして狩人の護衛だったと思う。

 今回のゲームは霊媒師が三人COした。最初二人が同時にCO、そして最後の一人がCOする。更に最初の二人のうち一人がたった一人の占い師からお告げの人間先として提示を受けている。

さて誰が真の霊媒師なのか。

まず霊媒師が三人COするってあんまり考えられない。なぜなら霊媒師は占い師に比べて処刑されやすいからだ。つまり三人目に出てきた霊媒師は狼であれば殺されに出てきているようなもので考えにくい。狂人だとしても三人目に出てくれば狼を追い詰めることになるから考えにくい。つまり本物の霊媒師なのではないか。しかし最初に出てきた二人の霊媒師の中の一人が占い師から人間だとお告げを受けているわけだからどういうことなのか。この三人の霊媒師の真贋を推理する、それだけでも二戦目の戦いは面白いと思えた。

そしてもうひとつが狩人の護衛。通称GJと言われているのだが、このGJが神がかっていた。このゲーム中に三度おこったのだ。GJ自体がなかなかおこるものではない。ましてや二回おこれば狼側はとても苦しくなる。なぜなら処刑回数が一回増えるから。しかし今回のGJは三度起きたのだ。これは見ていて本当に楽しかった。ものすごく優秀な狩人はいったい誰なのか。見ていて本当に面白かった。

 

 三戦目は人が変わってゲームスタート。

三戦目は見ている感じではゲームがあっさり終わってちょっぴり淡白。

と、おもいきや最後の振り返りでも話していたが、見終わってから振り返ってみると狼三人が最初に処刑対象になってしまうという展開に。ネタバレになってしまうのだが初日の最後は棋士の村中さんとイラストを書いている五月病マリオさんとで決戦投票になった。その決戦にする最後の投票をした森本さんが言った「もし村中さんが狼なら騙ると思う」。この言葉が効いたのか村中さんが処刑されずに免れることに。

しかしこの村中さんが実は狼で、さらに占い師を騙っていた狼のイシイさんが次の日に占い結果で村中さんに人間と告げる。こうなってしまうと村人側はちょっと苦しい。しかし状況的に騙れない展開とはいえ狼二人TLPTのノエルさんと棋士の村中さんは安易に処刑逃れの騙りをしないのが上手いと思った。僕があの場にいたらあっさり霊媒師だとか占い師だとか言ってしまいそうだ。笑

やっぱり、ノエルさんも村中さんも人狼強いなと思った。

会話型心理ゲーム 人狼DX

会話型心理ゲーム 人狼DX

 

 以上自分なりの感想でした。

初めて感想を書いたのでわかりにくい部分があったかと思いますがご容赦くださいませ。

人狼面白い。